Android Wear 勉強会に参加した


今日はAndroid Wear勉強会におじゃましました。


各プレゼンターの皆さんの資料はこちら。ただし、全部ではない。Twitterから掲載を確認できたものだけです。

○Watch faceアプリを公開してみた

○iBeacon+Android Wear

○既存アプリを1時間でwear対応する

○僕がAndroid wearアプリを何も考えずに作った結果

Android Wearアプリ プレビュー版→正式版への移植ガイド

こっからは、直接は発表とは関係ないけど、wear関連の記事。
Android wearと腕時計とデザイン

◎SoCはどっちも同じ
Qualcomm APQ8026 SoC (4 x Cortex A7 + Adreno 305 graphics)



こっからは、LT聴いて思った個人的な感想を書きます。


プレゼンター皆さん"まんまAndroidが動いているので、今あるアプリをWear対応するのは、簡単"と言っていました。
WearのOSは、限られたリソースで動作するようにコンパクトにしながらが、Androidの基本機能をキープしていて頑張っているようです。

Wear, Car, TVなどいろんないろんなプラットフォームにAndroidを展開することを決定しましたが、これら新しいプラットフォームでアプリが充実するためには、今までのAndroidアプリの再利用は重要な点となるので、Googleを互換性や共通性にチカラを入れているのかと思います。

ただUI作るのが大変という話も沢山でていたので、ここら辺は今後何か手を打ってくるのでしょうか。
デザインを重視した場合、いろんなディスプレイの形が出てきます。様々なサイズ、解像度、形状のディスプレイに対応する課題という意味では、スマホ以上大変そうです。
実際に、今回のLG, サムソン用に作ったWearアプリは、丸いフェースのMoto360にはデザインの変更が必要になるでしょうし。

それと今の機種はデザインがカッコ良く感じません。いかにも、家電メーカーが作った感が丸出しです。
Moto360に期待しているDeveloperが多かったのも、やっぱり時計というのはカッコイイものであって欲しいからでしょう。

だからこそ、Appleには期待したいです。
今のいろいろ噂されているようなカッコいいデザインでリリースして欲しいところです。




バッテリーは、やはり現時点で1番の課題のようです。
特に電源消費が激しく、Beaconが使い物にならないレベルなのは残念過ぎます。
Beaconこそスマートウォッチが活用できる機能だと思うので。

こんなに悪いとElinkと組み合わせた製品とか出たりするのでしょうか。

それともディスプレイの頑張りで克服できるのかでしょうか。

一般にスマートウォッチが広がるには克服必須なので、Appleがどうこの課題をクリアーしていくか見どころです。


充電も残念な状況でした。
充電端子がむき出しで錆びそだし、微電流が漏れているようです。
これは早めに改善してもらいたいところです。


いろいろ課題もあるけど、Wearの利便性など、楽しさも垣間見れておもしろい勉強会でした。
何より新しいモノに果敢にチャレンジしているプレゼンターの皆さんから沢山刺激を頂きました。
ありがとうございます。


追記。
Watch faceを変更できるAPIが正式にリリースされるようです。

Microsoftは、まずはスマートウォッチではなくフィットネストラッカーとしてリリースしてくるようです。


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